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FISHING



おっきいの
 これが"普通"のサイズのバスです。種類的には「ラージマウスバス」という名称です。 バスと呼ばれる中にはこのほかに「スモールマウスバス」もあります。
 この二種類は生息場所も異なり、一般的にバスと呼ばれるのは「ラージ」のほうだと自分では思っています。
 この程度の大きさのバスがさくさく釣れると、とっても楽しいですが、そうそううまくは行きません。 でも、なかなか釣れないところが、バスフィッシングのおもしろいところかもしれません。
 釣りは、心身のリフレッシュというか、遊びと休憩をかねて出かけます。 最近、あんまり行ってません。大きな理由は、忙しいことと、近場にいい釣り場がない、まわりに釣り仲間がいないことです。

 10年以上前、釣りっていうと小学生がちっちゃい沼でフナなんかを釣っているか、得体の知れないおっさんが海なんかで汚い魚を釣っているとか、 そういうイメージがあったように思うんだけど、いまはテレビなんかで芸能人が釣りをするようになったりして、ちょっとメジャーになったかなーって思います。 まあ釣りブームも一時ほどではなくなりましたが。

 釣りを一番最初にやったのは、正確には覚えていないんだけど、小学校3年生の頃だと思います。 家からチャリで15分くらいかけて、近くの魚市場の前にある汚い港で、「マルタ」と呼ばれるたぶんコイ科の魚を釣ってました。
 マルタっていうのは手軽に釣れる割に結構な大きさで、大きいのは50cmを越えるんじゃないかな。 海水がかなり汚くて、とても食べる気にさせるような気にさせてくれる魚じゃなかったけど、 そのころはただ魚の重みとかウキの動きとか、みんなでワイワイやっているだけで楽しかったです。そして、あの頃は若かった。。。。

 このときの仕掛けは、ちまたで売られているサビキって呼ばれる、釣り針にゴムの疑似餌を付けたものです。 ルアーの一種ですね、たぶん。これは本当は上下に動かして魚を誘わないと釣れないはずが、なぜかウキを付けて待っているだけで釣れちゃいました。 でも、ウキが動いてからワンテンポ待たなくちゃならなかったりして、それなりに駆け引きをしていたように思います。

 近くの水産加工場から出てくる排水が、いい感じのコマセになったりして、排水が出てくる時間はボコボコ釣れてうれしかったのを良く覚えています。 それに水揚げやった後なんかはイワシとかサバなんかが落ちているから、それをその場でさばいてエサにしたりもしました。
 そのうちハリの大きさをどんどん大きくしていって、最終的には14号とか、今考えるととんでもない大きさでした。 それに自分で疑似餌を付けたりして、そこそこ楽しかったです。  子供ながらに、たくさん釣るためにいろいろ工夫をしたりしていました。

トモ  ま、ドックばっかり行っていたっていうわけじゃなくて、イワシとかコイとか、そういう普通の魚もたまーには釣りに行っていたような気がします。 でも、一般的に海釣りに使われるようなゴカイとかイソメなんていうエサは、海に通っている回数にしては使ったことなくて、海釣り=サビキなんていう感じでした。
 小学生の当時、小遣いはもちろん数百円単位だったので、それはもう釣り具を買うことは大変なことでした。 釣竿も投げ竿でサビキ釣りをしていましたし、もらえる竿をもらったり、もちろん一度使った仕掛けもなんども使いまわしていました。 すごく努力していたんだと思います。

 そのあと、16歳くらいのときにブラックバス釣りに行って、それからしばらくはバスをやっているっていう感じです。 バスつりは、それまでの釣りと違ってすごく繊細なものです。頭ももっと使わないと釣れないし、まあ一生懸命つかっても釣れないときは釣れません。
 ホームグラウンドっていうかいつも行っているところは、茨城県の南にある北浦で、霞ケ浦の隣の湖。水系は利根川水系なんじゃないかと思います。

 最初のうちはまだよくルアーなんていうものになじみが無かったせいか、なかなか魚の顔を拝むことができなくて、 湖の近くの漁師が売っているモエビなんかを使って釣ってました。
 餌釣りもウキなんかを付けておくとアタリが取り易かったし、特定の船溜りでいろいろ研究しながらやってました。 これである程度の魚の生態調査みたいなものができたので、今から考えれば無駄ではなかったと思います。でも、外道のブルーギルばっかり釣れてくるのは閉口ものだけど。

トシ  それも段々飽きてきてルアーのみで攻めるようになったんだけど、これがなかなかまた釣れません。 理由(言い訳とも言う)は簡単で、バスアングラー(バス釣りをする人をカッコつけてこう呼ぶ)が増えすぎて、 頭の良いブラックバスは警戒心が強くなりすぎてしまったのです。それで、ちょっとでも怪しい動きをする物体には近づかなくなっていったんです。

 ってことは、ふつうにルアーを動かしていたのでは全然釣れません。 そうやって、一日にほとんど魚が上がらない日が何回か続いていくうちに、まわりからバス釣りを止める人が出始めました。
 こうして、最近は昔ほどはアングラーの数は減ったように思いますが、マナーが悪いアングラーのせいで、釣りができる場所も減ってきました。 北浦などでは船溜りの中はほとんど全部駄目です。
 それでも何とか魚を釣りたいと思うので、いろいろ仕掛けに工夫をしたりポイントを探したりしていますが、 いまのところあまりいい結果は出ていないようです。

 でも、それはおそらく技術が足りないからで、釣れる人はちゃんと釣っています。 たいてい雑誌などの取材のときにはトッププロがバスボートに乗って、悠々と釣りをしますので、ある意味釣れなければおかしいし釣れないと取材にならないわけです。

 そんなこんなで、だんだん釣るポイントを、家から20分ほどで行ける農業用のため池に移していきました。 もともと農業用水用のため池にブラックバスが生息していたはずはなく、誰かが放したんでしょう。 ここでは魚のサイズはさほど望めないけれど、池が小さいためにポイントを絞りやすいという利点があります。
 その代わり、
       ・足場が少々悪くて長靴が無いと奥まで入れないことが多いこと
       ・特別なストラクチャー(魚が付きやすいような障害物)が少ないこと
       ・水の流れが全然無いこと
など、デメリットもいくつかあるのです。

 最近忙しくて、なかなか釣りにも行けないけど、晴れている日に釣りをしていると、なんかほのぼのしてきて、 ひなたぼっこみたいな感じでとても気持ちがいいんです。
 本当はそこで、ある程度まとまった数が釣れるともっと面白いんだけど、数釣りをしたいのなら釣り堀や海に行けばいいんだし、 これからも暇ができたら釣りに出かけたいと思います。





 実際に釣りの状況を撮った画像がいくつかあるので、掲載しておきます。
ミノー
 左の写真はサスペンドミノーというルアーの一種で、ハリにちょこんとかかっているのがおそらく生まれたばかりであろうブラックバスです。無残です。
この程度のサスペンドミノーがミディアムサイズです。 サスペンドミノーは、引いても浮き沈みしない重さと水抵抗を計算して作られています大きさは、 これよりとてつもなく大きいものから、単独では飛ばないんじゃないか?ってくらい小さいものまで、さまざまです。
 このルアーは、使い方がイマイチはっきりしないので、数もあまり持っていませんが、 ゆっくり引いてもちゃんと泳いでくれるので、スモールサイズを狙う自分にとっては有用かもしれません。


ワーム
 これはワームと呼ばれているルアーです。元々はみみずやザリガニの様なものを真似て作られたものだと思います。 触った感じもけっこう柔らかくできています。ブラックバスは食感も大事にするという話もありますが、疑問です。
 このルアーは主に、水底付近で使われます。水底を付いてみたり、水底付近をさまよわせてみたり。 クランクベイトなんかと比べて、地味なルアーかもしれないです。
 大きさもさまざまで、釣りではたいていインチ単位であらわされます。小さいものはとてつもなく小さいですが、大きいものでは5インチ程度がいいところです。 中には8インチなんていうのもあります。この写真に乗っているのは俗称「セコ釣り」に使われるもので、1インチ程度です。
 ワームには味や匂いまで付けているものもあって、袋には「味と匂いでアブレなし」と偉そうに書いてありますが、 そこをあえて「味と匂いでアブレばっかり」と呼んでいます。ワームを選ぶとき、大きさと色がけっこう重要だと思います。やっぱり色は緑系がいいと思います。


ノーマン最高
 これは一般的にクランクベイトと呼ばれているルアーです。 使い方は単純で、ただリールで引っ張ってくるだけでも魚らしい動きをしてくれるので、言い方を変えればだれでも釣ることができます。 へたにアクションを入れたりすると、変な動きをしてしまって、余計にダメかもしれないです。
 実際はそううまくは何本も釣れませんが、数あるクランクベイトの中で写真のルアーがベストルアーなんじゃないかと思っています。 これはノーマンというメーカーのもので、しかも、値段が250円くらいで売っていたりするので、いくらでも仕入れられます。
 他にも、クランクベイトはたくさん種類が出ていますが、どれも値段が高すぎます。ねがかりして糸を切らなければならないとき、それはとても悲しい瞬間です。 1000円以上するルアーは簡単になくなりますが、安いルアーはどうしてかぜんぜんなくなりません。不思議な話です。


タックルボックス
 これは、ごく一般的なタックルボックスの中身です。タックルが増えてくるとこの箱ひとつでは入りきらなくなるので、ワームを集めたボックスも加わります。 ちなみに、タックルボックスのメーカーは、DAIWAが半分以上のシェアを占めていると思います。
 ここまで揃えるのは長い年月が必要です。ルアーは、使い方によっていろいろな種類が必要になるので、どんどん買います。 でも、買った数=増えた数にはなりません。
 買うのは誰でもできるのですが、そこそこ上手にならないとタックルは増えません。どうしてかというと、ねがかりなどで持って行かれてしまうからです^^;。 ねがかりはある程度はしょうがなないことですが、最初のうちはガンガン無くしていました。たまに落ちているルアーを拾うこともできますが。
タックルボックスの中身は、釣りに行く前にちょっと整理していく必要があります。 実際に釣り場に着いて、釣りを始めようとしても、ハサミなどの小物がなかったり、ハリがなかったりすると、まったく釣りになりません。


どこでしょう?
 ここは昔に通っていた北浦の、自分の中ではもっとも釣れる期待が高い場所です。あえて場所の名前は出しませんが通っている人なら誰でも分かると思います。 3年くらい前に、前の道が舗装されました。
 もちろん他の船溜りの例に漏れず「釣り禁止」なんですが、まだここには柵が設置されていませんでした(今はあるかも)。 実際そこそこ釣れるようで、いつも人がたくさんいます。
 ヒットルアーは、常套手段の常吉で外壁をなめていくか、スピナーベイトでがんばるのがいいようです。 でも、いいポイントは責め尽くされていて、釣り糸が残っているので、ねがかりが激しいです。
 それにもめげず、スピナーベイトなんかを外に向かって投げていると、水流があるせいか、そこそこ釣れます。 でも、船溜りではめずらしく、内湾では釣れないみたいです。




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